2013年11月20日水曜日

AWSでWindowsのFTPサーバ(パッシブモード)を構築する

仕事でWindowsサーバをFTPサーバとする必要があったため、AWS上で構築してみた。
その作業のまとめ。
前提として
 ・WindowsサーバのEC2インスタンスを作成しておくこと。
 ・そのインスタンスにFTPサービスをインストールしておくこと。
 ・RDPで接続できること。
が必要。

今回は動作確認のため同一VPC内に2つのWindowsサーバインスタンスを作成した。
FTPクライアントとFTPサービスのような位置づけ。
FTPプロトコルの利用範囲だが、
「インターネットからのFTPは許さない。指定VPC内のみ許可する」
ものとする。

1.まずマネジメントコンソールからVPCを選択する。
2.Security Groupsを選択する。

3.右ペインから用意したインスタンスが使うVPCを選択する。

4.下のペインで以下のように設定する。
 Create a new Rule  -> Custom TCP Rule
   Port range             ->  21
   Source                   -> VPCのGroup ID。 (ここではsg-4ce9e12e)
 ポイントはSourceにVPCのGroup IDを入れる事である。これでVPC内でしかFTPが
 使えないようになる。VPCの名前はDetailsタブのGroupIDに書かれている。


5.Apply Rule Changesをクリックする。これをクリックしないと設定が反映されない。

6.手順4同様に今度はFTPの制御用ポートを設定する。WindowsサーバのWindowsファイアウォールのポリシーを見てみると1024-65535が制御用ポートとして設定されているのでVPCでも同じ設定をする。
 Create a new Rule  -> Custom TCP Rule
   Port range             ->  1024-65535
   Source                   -> VPCのGroup ID


7.これでFTPサーバに接続できればOK。
   ex)ftp://サーバIPアドレス/hoge
   *hogeディレクトリはあらかじめサーバ側に作成しておくと望ましい。

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